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日中線のしだれ桜並木 喜多方

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今では全国の桜の名所に仲間入り 3キロも続く桜並木

 水曜日は用事があって喜多方に行ったので、帰りに回ってみました。昔この沿線に住んでいたので、ここにSLが走っていた時代も知ってます。その後ディーゼル機関車になって、ついに廃線になったのですが、まさかその線路がこんな並木道になるとは、想像もつきませんでした。

今では地元の皆さんの努力で、3キロにわたる見事な桜並木ができていて、全国の桜の名所にもランクインするほど有名になりました。終着駅「熱塩駅」までの間の残り11キロも桜並木になる計画があるそうです。合計14キロは徒歩ではきついでしょうけど…いつか見られたらうれしいですね。

 線路自体の変遷も劇的でしたけど、線路の東側はもともと住宅街で、西側にはぽつりぽつりと家がある程度であとは畑や田んぼだった記憶があるのですが、今やきれいな住宅街に変貌しています。

 

満開の枝垂れ桜

 お昼ごろに行ったのですが、お天気は快晴、おそらく一番いい時期だったと思います。日傘を持って行ったのですが、垂れ下がる桜の枝とすれ違う人の多さにすぐにたたんでしまいました。日焼け怖かったけど…

ここに行かれる方は日傘ではなく帽子のほうがよさそうですね。

 有名な桜のトンネルのあたりは人混みであまり写真を撮ることができませんでした。道の真ん中に陣取った自称カメラマンの皆さんが動かないので…よほど朝早く来ないと思うような写真は撮れないんじゃないかと思いますね。人が写ってもOKならいつでもいいんですけど…。ふと思いました、「歩いている人が邪魔そうに舌打ちする、しゃがんで陣取ってるあなたの方がよっぽど邪魔よ」ってね。

 桜もきれいなんですが、実はその根元に咲く水仙の列もとてもきれいです。この先にもっときれいな水仙もあるはずなんですが、思ったより日差しが強くて途中で引き返してしまいました。

まるでピンクの滝かカーテン…でも一つ一つの枝や花はとても可憐です

 花はこんな風な八重桜もあれば、五枚花弁の桜もありました。どの一枝をとっても絵になりそうですが、最近はスマホだけで写しているので目に焼き付けたものの方がはるかに多いですね。

 まさに枝垂れ桜という感じで花弁もとてもかわいいです

 ここなんかは枝先が地面につきそうでした。かき分けないと先に行けそうもないですよね。

見どころの一つは実際に走っていたSL

 ちょうど桜並木の中間点ほど、桜の枝の向こうにSLが見えます。当時ここを走っていたものがしばらくは近くの小学校の校庭に置かれていて、その後この公園の整備とともに移されました。

 とても近くで見ることができるんですよ。私ねこの機関車の引く列車に乗ってみたこともあるんです。鉄橋を渡る姿をよく見ていたものです。

桜並木はこの先も喜多方駅まで続くんですが、この日私が歩いたのは真ん中ぐらいを北へ向かって進み、途中引き返してこの機関車のところまでの約1キロほどでした。何度か端から端まで行ってみたことはあるんですけどね、この日は体力的にも、そしてもう一か所歩きたかったのもあって短めでした。

どちらかというと普通の年は植えられた時期の違いで、場所によって少しずつ満開がずれているのですが、今年はほぼ一緒に満開になっている印象です。遅いときはGWに見られる年もありましたけどね。

途中にはこんなにかわいいチューリップもありました。隣には桜に囲まれた広場もあります。以前はここにたくさんの出店が出ていたものです。またあの賑わいが戻る日が来ますように。

  • データ
    • 場所 喜多方市字押切東二丁目 ほか
    • 南北に約3キロにわたり桜並木が続きます
    • 駐車場 旧喜多方商業高校跡(期間限定)
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