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会津の秋をご紹介します 紅葉の御薬園(会津松平家の庭園)

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初夏には蓮が美しい庭園が秋にはこんな景色になります

これは昨年2021年の11月2日に訪れた御薬園です。今年の6月の記事で蓮の花を紹介しましたが、もともともみじが多い庭園なので、秋の紅葉が見事です。

そもそも600年ほど前、芦名氏の別荘でしたが、会津松平家藩祖保科正之が保養所として使用し、二代保科正軽が御薬園という名前の由来となる薬草園を作り朝鮮人参などの薬草を栽培したことだと言われています。実際会津では朝鮮人参(おたね人参)の栽培が今も行われています。園内には現在もいろんな薬草が植えられている場所があります。

そして三代目松平正容の手により現在の大名庭園に回収されたと言われていますね。あの有名な小堀遠州の流れをくむ目黒浄定という庭師の方の手によるものだそうです。

心字池の中ほどに立つ楽寿亭や苔むした築山と色づいたもみじ、この緑の上に落ち葉がちりばめられる頃もまた、一味違った雰囲気を楽しめます。この庭の一部にはいろんな種類のもみじが植えられてもいます。お茶屋御殿では抹茶もいただけます。

田舎とはいえ週末は渋滞する大通りを少し外れただけで、こんな静かな場所があるんですね。(団体さんがいるときは静かじゃありませんけどね)もしかしたら修学旅行などで訪れたことがある皆さんもいるかもしれませんが、江戸時代にタイムスリップしたようなこの場所は、鶴ヶ城と飯盛山の間にあります。思えばあの戊辰戦争をくぐり抜けてここにあるんですね。この池はいったいどんな歴史を見つめてきたのでしょうね?

この池には鴨や鯉ものんびりと過ごしています。

今日も近くを通りましたが、まだ紅葉は裏磐梯あたりのようです。きっと今日の裏磐梯は渋滞だったかもしれませんね。街中でもところどころ色づき始めた落葉樹もありますが、里に下りてくるのにはもう少し時間がかかりそうです。私も今年もタイミングよく行けたらいいなと思っていますが、お休みとお天気がなかなかままなりません。

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